脳の情報表現を見る

学術選書　０３０

京都大学学術出版会
桜井芳雄　

• 価格: 1,980円（本体1,800円＋税）
• 発行年月: 2008年02月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784876988303

内容情報

[BOOKデータベースより]

心は、人間ならば誰でも持っているものでありながらその正体は謎に満ちている。その「心」を脳の情報表現としてとらえると、何が見えてくるだろうか。近年、研究の進展が著しいブレイン‐マシン・インターフェイスの最新の動向や、ニューロンとその回路網の活動を記録し解析する研究など、緻密な実験に基づいて脳内現象を解明する。脳科学の将来には、どんな可能性が待っているのか、謎が謎を呼ぶ研究の醍醐味への招待状。

第１章　脳の情報表現をとらえるには
第２章　ニューロン活動と情報表現
第３章　　実験のストラテジーと技術
第４章　セル・アセンブリを検出する
第５章　情報表現とブレイン‐マシン・インタフェース
第６章　情報表現を支える神経回路網
第７章　脳と情報表現の個性
第８章　回路網と情報表現の混乱
第９章　たくましい脳とたくましい情報表現

[日販商品データベースより]

心は、人間ならば誰でも持っているものでありながら、その正体は謎に満ちている。その「心」を脳の情報表現としてとらえると、何が見えてくるのか。緻密な実験にもとづいて、脳内現象を解明する様々な試みを紹介。