- てるてるあした
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- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2008年02月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784344410794
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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うずら
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読み終わるとあったかい気持ちになれました。
両親の身勝手で借金取りに追われ、高校にも通えなくなるという辛い境遇のなか訪れた「佐々良」という街。
その街に住む人たちの優しさや温かさというものが丁寧に描かれています。
携帯に届く差出人不明のメールや女の子の幽霊など小さな謎が最後に解けたとき、じわっと涙が出ました。
[BOOKデータベースより]
親の夜逃げのため、ひとり「佐々良」という町を訪れた中学生の照代。そこで彼女が一緒に暮らすことになったのは、おせっかいなお婆さん、久代だった。久代は口うるさく家事や作法を教えるが、わがまま放題の照代は心を開かない。そんなある日、彼女の元に差出人不明のメールが届き始める。その謎が解ける時、照代を包む温かい真実が明らかになる。