- サド
-
切断と衝突の哲学
哲学の現代を読む 6
- 価格
- 2,970円(本体2,700円+税)
- 発行年月
- 2007年12月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784560024560
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[BOOKデータベースより]
断ち切れ、すべての愛を!打ち砕け、人類を!啓蒙と革命のフランス18世紀、「社会」という幻想が人々を捉えたまさにそのとき、サドは書く、「孤立せよ」、と。リベルタンが生きる「切断と衝突」の論理。
第1章 啓蒙とサドの基本哲学(エロスと労働;リベルティナージュと哲学;神なき自然と社会;享楽の自然法;孤立と戦い:ソシアビリテ対エゴイズム;心の道徳;憐れみと平等;自殺と労働)
[日販商品データベースより]第2章 切断(橋の切断と自然の代弁者;快楽と愛と家族;身体の部分化と切断;唯物論と死と殺人;二つの自然と戦い)
第3章 戦争と衝突(リベルティナージュと戦い;戦争とハーモニー;リベルタンと殉教者たち:薔薇の衝突;二つの声の争いとアパテイア;原子の衝突と快楽)
啓蒙と革命のフランス18世紀、サドの哲学を当時のことばで透視する。そこには猟奇なサド像を超え、時代に抗う孤立者としての相貌があった。ディドロやホッブズら同時代人の言述を検証しつつ「悪」の現代性を問う。