法動態学叢書・水平的秩序 ３

規整と自律　

法律文化社
樫村志郎

• 価格: 4,180円（本体3,800円＋税）
• 発行年月: 2007年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784589030634

内容情報

[BOOKデータベースより]

グローバル化・市場社会化が進行する現代社会における「法」・「秩序」の変容をどのようにとらえるか。法学を中心とした新しい学際的社会科学の地平を拓く「法動態学」の構想を提起。

規制改革の法動態学―電気通信事業分野の場合
独禁法と法政策―ある「実現しなかった立法提案」の検討
自治体オゾン層保護政策の動態分析―自治体政策空間における政策導入・変動の要因と政策間の影響関係
国際資源循環の法動態学
ＥＵにおける社会政策のダイナミクス―超国家機関の自律的政策形成と政策の「市民権」化
アジアの地域統合と共通法形成に向けて―法整備支援をめぐる言説を手がかりに
医療をめぐる意思決定と法―患者の拒否、医師の説得とＳｈａｒｅｄ　Ｄｅｃｉｓｉｏｎ‐Ｍａｋｉｎｇについて
取引費用と新司法サービス市場についての考察

[日販商品データベースより]

「市場」ないし「市場化」における、国家その他の公的権力による「市場」の管理ないし「市場」への介入という現象を取り上げ、水平的秩序化と垂直的秩序化の融合が顕著であるような領域を分析検討する。