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[BOOKデータベースより]
文学に描かれた“食”の記号が読者に受容されるメカニズム、ビール・コーヒー・ショコラ・などハイカラ食品の受容、料理屋と料理学校の文化的位置など、近代日本の“食”の言説と文化を写真資料とともに辿りつつ、“食”のトータルな文化記号的な意味を考察する。
第1章 味と表現の類比(グルメの論理と小説の論理―岡本かの子「食魔」・矢田津世子「茶粥の記」;『食通放談』とグルメの言説―矢田津世子「茶粥の記」の出典について ほか)
[日販商品データベースより]第2章 グルメの時代相(明治の食道楽―村井弦斎「食道楽」・幸田露伴「珍饌会」;大正の美食―谷崎潤一郎「美食倶楽部」 ほか)
第3章 飲み物の象徴性(ビールの魅力―森鴎外の西洋;ショコラ・コーヒー・紅茶―永井荷風が好んだ飲物)
第4章 固有名と一般読者への通路(料理屋の名という固有名詞;料理学校の歴史とその周囲)
附録
文学に描かれた「食」の記号が読者に受容されるメカニズム、料理屋と料理学校の文化的位置など、近代日本の「食」の言説と文化を写真資料とともに辿りつつ、「食」のトータルな文化記号的な意味を考察する。