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[BOOKデータベースより]
小説が小説としてリアリティを獲得するためのよそおいを、表現機構としてあらためて問い直し、各小説の表現を詳細に読み解きながら、日本の近代小説の特質とその変遷を鮮やかに描き出す。
はじめに―「表現機構」とは何か
[日販商品データベースより]第1部(「小説家」という機構;「言文一致」のよそおい;一人称の近代;「個人主義」という幻想 ほか)
第2部(森鴎外『舞姫』―“重霧の間”にあるもの;泉鏡花『高野聖』―三つの一人称;田山花袋『蒲団』―共犯する語り;森鴎外『雁』―ロマンの生成 ほか)
小説はいかにして「小説」となりうるのか。虚構世界がリアリティを獲得するためのよそおい=表現機構という見方を軸に、各小説の表現を詳細に読み解きながら、日本の近代小説の特質とその変遷を鮮やかに描き出す。〈受賞情報〉角川源義賞文学研究部門(第35回)