- 遮那王義経源平の合戦 1
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- 価格
- 440円(本体400円+税)
- 発行年月
- 2007年11月
- 判型
- コミック
- ISBN
- 9784063711172
[日販商品データベースより]
時は平安時代末。旅芸人の少年・漂太は自分と外見が瓜二つの牛若丸(源義経)の身代わりを依頼された。二人の数奇な運命がここに始まる!!
刻は治承四年(1180年)。奥州平泉を一人の密使が訪れる。それが、逞しく成長した義経の新たな運命の幕開けだった。源義経、今こそ歴史の表舞台へ!! 圧倒的なスケールで送る平安歴史絵巻。激動の新章突入!!

ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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「おすすめ鎌倉・室町時代の本」レビューコメント
遮那王は第一話で現代に生きる歴史研究者が、今までの常識を覆すことになるほどの巻物を発見したという設定で始まります。そこには義経について、今までの研究で語られてきたものとは違うことが書かれていた。その巻物を研究者が読み進めるという形で物語が進んでいきます。
源義経の出生から一連の活躍、そして頼朝との対立と最終的に奥州で自害したところまでが描かれ、最終回ではなぜ研究員が今読んでいる巻物が残っているのかという謎が解き明かされて現実の話へと戻ります。この壮大な設定によって、バッドエンドにしかならないはずの源義経を主役にした話が後味のいいものに仕上がっています。自分を信じてずっとついてきてくれた郎党たちが、自らの命を賭してまで義経のことを守って生き永らえさせてくれた。その郎党たちの存在を後世に残したい。だから巻物に自分の生涯を描いて残そうと、吉次に筆を執ってもらうところで過去の話が終わります。(frontier25kvk/50代/男性)