- 風の武士 下 新装版
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- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2007年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062758901
[BOOKデータベースより]
公儀隠密を命じられた信吾は江戸から東海道を経て熊野の秘境へ向かう。安羅井国の財宝を独り占めしようとする紀州藩の隠密、幕府のお庭番が入り乱れるなか、信吾はついに安羅井国への道程を描いた丹生津姫草紙を手に入れる。凄惨な血闘の果てにたどり着いた地で信吾が見たものは?司馬伝奇長編の傑作。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:4)
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井沢ファン
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ユダヤ人の渡来をネタ
幕末に安羅井(やすらい)国という莫大な財宝を保有している未確認国土が熊野のどこかにあり、その財宝の奪い合いを幕府と紀州藩が隠密で行うという内容だが、ユダヤ人の日本の入植地を想定したフィクションになっている。それは秦河勝がユダヤ人景教徒で日本に渡来、今でいう兵庫県赤穂市近辺の比奈の浦に上陸し、しばらくここに在住しその後京都の太秦に移住するんという説と関連しているようで、その一派が熊野の奥深い場所に住み着いいたというところからストーリーはできているようだ。なかなか興味深く面白かった。しかし最初のユダヤ人の日本渡来はもっと前で西暦ゼロ年前後だったのではないかという説が主流になっている昨今、この作品が出た1960年という57年前の情報では仕方がないことかもしれない。