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[BOOKデータベースより]
世界各地から船乗りたちがやってきた、移動民の島々、小笠原諸島。日本帝国に帰化させられた移動民は、近代をどのように生き抜いたのか。史資料の博捜と丹念なフィールドワークに基づいた貴重な実証研究。
はじめに―移動民の島々から
[日販商品データベースより]第1章 移動民の占領経験―「カナカ系の人、ケテさん」のライフヒストリーから
第2章 移動民の島々と帝国―本書の理論的視座
第3章 移動民の島々の生成と発展―小笠原諸島をめぐる実践・法・暴力(一八二六‐一八六〇年代)
第4章 水兵たちと島人たち、あるいは法と暴力の系譜学―沖縄島におけるペリー艦隊の衝撃を焦点に(一八五三‐一八五四)
第5章 移動民と文明国のはざまから―ジョン万次郎と船乗りの島々(一八四一‐一八六四)
第6章 海賊から帝国へ―占領への道程(一八六九‐一八八六)
第7章 主権的な法と越境する生―「帰化人」をめぐる自律的な交通(一八七七‐一九二〇年代)
第8章 自由の帝国の臨界―小笠原諸島と「南洋」の系譜学(一八五三‐一九一〇)
第9章 生き延びるためのたたかい―「帰化人」をめぐる動員とテロル(一八七七‐一九四五)
第10章 終わらない占領経験―小笠原諸島の〈戦後〉をめぐって(一九四五‐)
おわりに―擬似大陸意識を超えて
世界各地から船乗りたちがやってきた、移動民の島々、小笠原諸島。日本帝国に帰化させられた移動民は、近代をどのように生き抜いたのか。史資料の博捜と丹念なフィールドワークに基づいた貴重な実証研究。第7回日本社会学会奨励賞受賞。