東アジア海域と日中交流

九〜一四世紀

吉川弘文館
榎本渉　

• 価格: 11,000円（本体10,000円＋税）
• 発行年月: 2007年06月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784642028653

内容情報

[BOOKデータベースより]

九‐一四世紀の東アジア海域世界には、国家の支配領域を越え、人・物・情報を流通させるネットワークが存在した。中国の正史・語録・詩文集等の資料を多用し、宋・元から明へと続く日中交流の変遷と実態を解明する。

研究の現状と問題関心
第１部　日宋貿易と宋代東シナ海海域（明州市舶司と東シナ海海域；宋代の「日本商人」の再検討）
第２部　日元交通の展開（元朝の倭船対策と日元貿易；元末内乱期の日元交通）
第３部　元明交替と人的交流（一四世紀後半、日本に渡来した人々；陸仁と道元文信をめぐって；『鄂隠和尚行録』を読む）
今後の展望

[日販商品データベースより]

９〜１４世紀の東アジア海域世界には、国家の支配領域を越え、人・物・情報を流通させるネットワークが存在した。中国の正史・語録・詩文集などの資料を多用し、宋・元から明へと続く日中交流の変遷と実態を解明。