トクヴィル平等と不平等の理論家

講談社選書メチエ　３８９

講談社
宇野重規　

• 価格: 1,650円（本体1,500円＋税）
• 発行年月: 2007年06月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784062583893

内容情報

[BOOKデータベースより]

「デモクラシーこそは歴史の未来である」。誕生間もないアメリカ社会にトクヴィルが見いだしたのは、合衆国という特殊性を超えた、歴史の「必然」としての平等化だった。「平等化」をキーワードに、その思想の今日的意義を甦らせる。

第１章　青年トクヴィル、アメリカに旅立つ（生まれた時代と家庭環境；知的遍歴；『デモクラシー』執筆まで）
第２章　平等と不平等の理論家（平等化とは何か；平等社会のダイナミズム；平等社会の両義性）
第３章　トクヴィルの見たアメリカ（アメリカを論じるということ；政治的社会としてのアメリカ；宗教社会としてのアメリカ）
第４章　「デモクラシー」の自己変革能力（結社；宗教；自治と陪審）
結び　トクヴィルの今日的意義

[日販商品データベースより]

「デモクラシーこそは歴史の未来である」。誕生間もないアメリカ社会にトクヴィルが見いだしたのは、合衆国という特殊性を超えた、歴史の「必然」としての平等化だった。「平等化」をキーワードに、その思想の今日的意義を甦らせる。第29回サントリー学芸賞〈思想・歴史部門〉受賞。（講談社選書メチエ）


デモクラシーの理論家の新たな可能性を探るデモクラシーこそは歴史の未来である。誕生間もないアメリカ社会にトクヴィルが見いだしたものは何か。平等化をキーワードにその思想の今日性を浮き彫りにする。