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[BOOKデータベースより]
地殻変動する世界の行方。グローバル化に法‐政治システムはどのように向き合うのか?思想・理論から最前線の事例まで、広く深く解き明かす。本巻では「境界(ボーダー)」の語を、主として空間的な意味でのそれ―とりわけ、その代表としての国境―で用い、その変容について考察する。
1 境界とは何か(生権力と国家―境界線をめぐって;国境はなぜ、そして、いかに引かれるべきか?)
[日販商品データベースより]2 境界の変動(「国家結合の理論」と憲法学;国際法における「境界」の位相 ほか)
3 変容する国際社会(パレスチナ問題と国際法;規範と実践の交錯―開発・HIV/AIDS・人権 ほか)
4 人の国際移動(国際移住の法システムと法政策―ドイツ法とEU法を素材として;民法における「外国人」問題―契約拒絶を中心に ほか)
国際化の進展により、長らく安定していた「境界」は大きく揺れ動き、ヒト・モノ・カネ・情報などの移動も飛躍的に拡大した。「境界」についての原理的考察を踏まえつつ、その移動と意味変容の諸相を多角的に解明。