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[BOOKデータベースより]
胃袋から頭へ、頭から胃袋へといった回路をへて、さらに意味が複雑になるのが飲食という行為なのかもしれない。飲食という行為に表れる複雑な文化性を楽しく考察する。
はじめに 胃袋と頭は仲がいい?
[日販商品データベースより]1章 料理は変えられても、食べ方はそう変えられない―時間を食べる、空間を食べる
2章 食卓での分配と共有を考える―どうやって人と食べるか
3章 食卓にアルコール飲料は欠かせない―食べながら飲むか、飲みながら食べるか
4章 日本人は飲食をどう表現してきたか―飲食をめぐる“想像力”=“創造力”のあり方
5章 西欧の人々が飲食をどうとらえてきたか―飲食をめぐる想像力が創造力になっていく過程
6章 味覚は裏切らない―身体に刻まれた味の記憶
7章 鱧の皮ではブイヤベースは作れない―土地のイメージと結びつく飲食
日本の「食欲の秋」とフランスの「食欲の冬」、日本酒とワインなど、両国の食への関心が高まる中、互いの食文化を比較したエッセイ。飲食という行為に表れる複雑な文化性を楽しく考察した1冊。