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[BOOKデータベースより]
国家は、市場は、いかにあるべきか？法的思考力が求められる新時代に贈る、東京大学法学部５年プロジェクトの集大成。
１ 市場と国家（政府業務の民間開放と法制度の変革；会社支配市場に関わる法規制の再構築；税制の公平から分配の公平へ）
[日販商品データベースより]２ 国家と社会（社会保障改革と憲法２５条―社会保障制度における「国家」の役割をめぐって；国有財産・公有財産に関する規制の緩和；韓国の国家財産法の現況と立法政策的課題）
３ 法形成の主体（経済団体等による法の形成・執行と利益相反問題；ドイツ医療保険における定額設定制度について；国境を超える社会―トランスナショナル社会運動）
２０世紀の日本は、積極的国家観に支えられ国家の役割を拡大させてきたが、２１世紀に入り、新しい国家像とそれに基づく国家法が求められている。本巻は、国家と社会の新たな関係に根差した、法の再構築を模索する。