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[BOOKデータベースより]
日露戦争から生還した柴田矢一郎は、故郷の秋田県阿仁を離れ、職も住まいも転転とする流浪の生活を続けている。そんな彼を10年もの間、追い続ける男がいた。雪深い森で、男から散弾銃を浴びた矢一郎は、危機一髪逃れるが…。さらなる過酷な運命が、矢一郎を待ち受けていた。直木賞受賞作「邂逅の森」に連なる“森シリーズ”マタギ三部作完結篇。
[日販商品データベースより]過去も故郷も棄て流浪する男と、彼を追う男。20世紀初頭の北東北・樺太・ロシア。流転する人生の行き着く先は…。直木賞・山本賞受賞作「邂逅の森」「相剋の森」に連なる「森シリーズ」マタギ3部作堂々完結。