この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 日本のインテリジェンス工作
-
価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2016年11月発売】
- 検閲官
-
価格:880円(本体800円+税)
【2021年02月発売】
- 近代日本博覧会資料集成第5回配本(全4巻+別冊解説)
-
価格:95,700円(本体87,000円+税)
【2018年07月発売】
- 近代日本一五〇年
-
価格:1,232円(本体1,120円+税)
【2018年01月発売】
- 漫画版日本の歴史 13
-
価格:660円(本体600円+税)
【2018年12月発売】



























[BOOKデータベースより]
国民国家から帝国へと変貌を遂げる中で、近代日本はその本国と植民地・占領地から成る複合空間の地形や生態的条件をいかに考慮しつつ、空間を対象とする学知の分野をどのように生み出していったのであろうか。本書は、研究者や思想家などが担った認識論的な学知(エピステーメ)の領域において、また測量技師・建築家・土木家などが担った実践的な技術知(テクネー)の領域において、形成されていった空間とそれにまつわる世界認識のありようを統合的に捉え、それが帝国空間の生産と経営にいかに係わっていったのかを解明していく。
序章 空間認識の視角と空間の生産
[日販商品データベースより]第1章 国民帝国・日本の形成と空間知
第2章 哲学と世界認識―西田幾多郎における「東洋」と「世界」
第3章 戦前日本マルクス主義哲学の到達点―三木清と戸坂潤
第4章 都市空間の創出と社会生活
第5章 近代日本の国土空間の生産をめぐる計画化思想とその実践―地方利益と都市利益の相克
第6章 建築の越境と植民都市建設
第7章 歴史空間としての海域世界
第8章 文化圏と生態圏の発見
付録 文献解題
近代日本は、いかなる国土・植民地形成や対外政策決定を行ってきたか。世界の認識と空間形成に関する欧米の学知の流れを踏まえ、日本の地理的・歴史的環境に規定され生み出された学知の意味を明らかにする。