人間は霊界を知り得るか

哲学者たちが考えた「死後の世界」の研究

ＰＨＰ研究所
金森誠也　

• 価格: 1,760円（本体1,600円＋税）
• 発行年月: 2006年10月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784569656571

内容情報

[BOOKデータベースより]

「死んだらどうなるのか？」それは人間にとって、いつの時代も究極の疑問だった。

１　プラトンと霊界（プラトンの生活と思想；プラトンの霊魂論；プラトンが描くあの世の光景；アトランティス大陸）
２　古代中世から近代までの霊魂観素描（アリストテレスの現実主義；キリスト教のプラトン批判；ダンテの『神曲』から；ファウスト博士の巫術；シェイクスピア劇の亡霊；死せるシーザー、生けるブルータスを走らす；ヒュームの来世懐疑論）
３　スヴェーデンボリとカントの対決（スヴェーデンボリの霊界訪問；カントのスヴェーデンボリ批判；霊界小旅行批判；霊界大旅行の批判；同時代人の批評）
６　カントのコペルニクス的転回とその余波（カントの「それから」；ショーペンハウアーの視霊論；フロイトの視霊夢判断）

[日販商品データベースより]

俗界からも宗教界からも超越した哲人たちは、霊界に対していかなる考えをもっていたのか。プラトン、カント、スヴェーデンボリなど哲学者たちの思索を読み解きながら、霊界についての考え方を掘り下げる。