この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 不安 下
-
価格:6,050円(本体5,500円+税)
【2017年05月発売】
- 心理療法の交差点 2
-
価格:3,740円(本体3,400円+税)
【2016年09月発売】
- エナクトメント
-
価格:5,280円(本体4,800円+税)
【2025年11月発売】



























[BOOKデータベースより]
精神病に関する議論を踏まえ、フロイト精神分析理論の根幹をなす「象徴界」「想像界」「現実界」という区分に添って対象を捉えることで、欲望の形成と対象の成立がどのように関わるのかについて考察。エディプス・コンプレックスや去勢コンプレックスなど、語られることが多いにもかかわらず必ずしも十分理解されていないフロイトの概念について平易に解説。中後期ラカン理論において最も重要な鍵概念となる「対象a」という考え方を理解するうえで必須の前提となる議論を展開。上巻では、いかにして主体が成立し、欲望が生ずるのかをめぐって考察する。
対象欠如の理論(イントロダクション;対象欠如の三形態;シニフィアンと聖霊;フラストレーションの弁証法;「バンドリング」としての精神分析とその帰結)
欲望のいくつかの倒錯的な道(ファルスの優位と若い同性愛女性;『子供が叩かれる』と若い同性愛女性;ドラと若い同性愛女性)
フェティシズムの対象(ヴェールの機能;ファルスへの同一化;ファルスと満たされない母)