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[BOOKデータベースより]
「不安」、それは「対象なし」ではない―古今東西のエロスとタナトスを自在に巡りながら、自我の奥底に閉じ込められた「不安」を自他の弁証法の「残余」として取り出すダイナミックな考察は、ラカン思想を、精神分析はもとより、哲学、社会学を含む広大な領域での不可欠な基盤に至らしめた。ラカン思想全域を、真に今日的課題の中で活かすための枠組みとして理解するに不可欠な、熱気あふれるセミネール第一〇巻。
不安 享楽と欲望の間(不安、現実的なものの信号;愛に関するアフォリズム;女、より真実の、そしてより現実的なもの;雄の要件)
対象aの五つの形(仏陀の瞼;口と眼;ヤーヴェの声;消えゆくファルス―去勢不安からオルガスムスへ;耳から入るもの;ピアジェの水栓;肛門的なものから理想へ;点に還元できない円について;αからいくつかの“父の名”へ)