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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:5)
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学徒
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待っても待っても…
私たちは、待たないことに慣らされてしまった気がする。
バスを1本逃したとき、注文した品が出てくるまで…そうした「待つ」ことのもつ意味を、改めて考えさせられる1冊である。
一度でいいから「待たせる身のつらさ」とやらを感じてみたいものだ。
もう、待つのには飽きたよ。そんな思いの吐露とともにオススメします。
[BOOKデータベースより]
現代は、待たなくてよい社会、待つことができない社会になった。私たちは、意のままにならないもの、どうしようもないもの、じっとしているしかないもの、そういうものへの感受性をなくしはじめた。偶然を待つ、自分を超えたものにつきしたがう、未来というものの訪れを待ちうけるなど、「待つ」という行為や感覚からの認識を、臨床哲学の視点から考察する。
焦れ
[日販商品データベースより]予期
徴候
自壊
冷却
是正
省略
待機
遮断
膠着
退却
放棄
希い
閉鎖
酸欠
倦怠
空転
粥状
開け
現代は待たなくてよい社会、待つことができない社会になった。現代社会が失った「待つ」という行為や感覚の現象学的な考察から、生きること、生きていることの意味に分け入る、臨床哲学からの哲学エッセイ。
〈目次〉
まえがき
1 焦れ
2 予期
3 徴候
4 自壊
5 冷却
6 是正
7 省略
8 待機
9 遮断
10 膠着
11 退却
12 放棄
13 希い
14 閉鎖
15 酸欠
16 倦怠
17 空転
18 粥状
19 開け
あとがき