- 情と理 上
-
カミソリ後藤田回顧録
講談社+α文庫 G137・1
- 価格
- 1,045円(本体950円+税)
- 発行年月
- 2006年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062810289
[BOOKデータベースより]
中曽根内閣の官房長官で辣腕を振るい、歴代の政権にも隠然たる影響力を持った男・後藤田正晴―混乱する政局を舌鋒鋭く斬り、“カミソリ”の異名を取った彼の直言は、各界から幅広い支持を得てきた。そんな著者が自らの波瀾の人生を振り返った、貴重な戦後政官界の秘史が本書である。上巻は、軍隊時代から内務省、警視庁などを経て、警察庁長官、田中角栄内閣の官房副長官を歴任し、田中派議員として台頭するまでを収録している。
第1章 人間の運勢を実感させられた軍隊時代―内務省入省、徴兵、そして敗戦
第2章 人心の荒廃に日本の将来を悲観―内務省に復帰、警視庁へ
第3章 警察の組織・人事の刷新に全力を注ぐ―内務省解体、そして警察予備隊創設
第4章 いつ革命が起きても不思議ではなかった―血のメーデー、機動隊創設
第5章 政治家の力と官僚の力―自治庁、自治省の時代
第6章 警察人事はいかにして機能してきたか―警察庁へ戻る
第7章 事件多発に最高責任者の孤独を―警察庁次長、そして長官
第8章 田中内閣の政治指導の様式に明と暗―内閣官房副長官時代
第9章 人間がまるで変わった二回の選挙―参院選、衆院選、ロッキード事件
第10章 最大派閥・田中派内での仕事―新人議員として
「そもそも、『カミソリ』を形成したものは何だったのだろうか。本人が生れ持った資質の他に、何が作用したのだろうか」(下巻・「解説」より)
筑紫哲也氏(ジャーナリスト)推奨!
中曽根内閣の官房長官で辣腕を振るい、歴代の政権にも隠然たる影響力を持った男・後藤田正晴――混乱する政局を舌鋒鋭く斬り、“カミソリ”の異名を取った彼の直言は、各界から幅広い支持を得てきた。そんな著者が自らの波瀾の人生を振り返った、貴重な戦後政官界の秘史が本書である。上巻は、軍隊時代から内務省、警視庁などを経て、警察庁長官、田中角栄内閣の官房副長官を歴任し、田中派議員として台頭するまでを収録している。
※本書は、1998年6月に小社より刊行された『情と理――後藤田正晴回顧録』に一部加筆・修正を加えたものである。
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