- 核の軛
-
英国はなぜ核燃料再処理から逃れられなかったのか
Nuclear entrapment.- 価格
- 3,300円(本体3,000円+税)
- 発行年月
- 2006年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784822806163
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[BOOKデータベースより]
大金をかけて厄介者のプルトニウムを取り出す再処理事業。英国は内外の反対を押し切って事業をスタートさせた。事故、汚染、廃棄物、経営破綻、核拡散…。六ヶ所再処理プロジェクトに10兆円を超える金を注ぎ込む日本。私たちは英国の轍を踏むのか。
1 はじめに
[日販商品データベースより]2 THORPの端緒―六〇年代から八〇年代まで
3 外国との関係―ドイツ、日本、米国、フランス
4 英国の国内事情
5 THORPの認可をめぐる紛糾
6 政府内評価
7 THORP反対運動の蹉跌
8 終盤戦―国会、認可、そして司法審査
9 最終幕―一九九四年から一九九九年
10 悪弊、原因、改善
11 THORPの行く末
事故、汚染、廃棄物、経営破綻、核拡散…。英国の原子力政策の誤謬が招いた災難の原因を探ることで、2兆円を超える六ケ所再処理工場プロジェクトと日本の原子力政策、ひいては公共政策のあり方を問う。