更年期

日本女性が語るローカル・バイオロジー
Ｅｎｃｏｕｎｔｅｒｓ　ｗｉｔｈ　ａｇｉｎｇ．

みすず書房
マーガレット・Ｍ．ロック　江口重幸　山村宜子　北中淳子　

• 価格: 6,160円（本体5,600円＋税）
• 発行年月: 2005年09月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784622071617

内容情報

[BOOKデータベースより]

更年期＝メノポーズ？両者の違いからバイオロジーの地域性を抽出し、それを作り出している文化的・社会的文脈を、日本女性の語りの集積により浮かび上がらせる。医療人類学研究の真骨頂。

科学的言説と女性の老化
第１部　日本―成熟と更年期（人生の変わり目―定まらない定義；確率からみた更年期；あきらめ、抵抗、満足―成熟という語り；現代の病理　ほか）
第２部　「回避すべき時期」から「欠乏症」へ（メノポーズはどのようにつくられたか；自然＝本性に反して―メノポーズは老いと衰えの前触れ）
加齢＝老化の政治学―不死の閃光

[日販商品データベースより]

国内の様々な地域・立場にある、昭和一桁生まれを中心とする女性たちの「更年期」に関する語りを紹介。「メノポーズ＝更年期」や「暇人の病」など、更年期に絡みつく神話を粘り強く解体。医療人類学研究の真骨頂。