- 国盗り物語 第1巻 改版
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新潮文庫 しー9ー4
斎藤道三 前編
- 価格
- 990円(本体900円+税)
- 発行年月
- 2004年01月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101152042
[BOOKデータベースより]
世は戦国の初頭。松波庄九郎は妙覚寺で「智恵第一の法蓮房」と呼ばれたが、発心して還俗した。京の油商奈良屋の莫大な身代を乗っ取り、精力的かつ緻密な踏査によって、美濃ノ国を“国盗り”の拠点と定めた!戦国の革命児斎藤道三が、一介の牢人から美濃国守土岐頼芸の腹心として寵遇されるまでの若き日の策謀と活躍を、独自の史観と人間洞察によって描いた壮大な歴史物語の緒編。
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ユーザーレビュー (30件、平均スコア:5)
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井沢ファン
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道三のイメージが変わった
斎藤道三の最初の出で立ち。京の西郊、西の岡の生まれで、妙覚寺本山で法蓮房といわれた雲水からのし上がってゆく。秀才で教養があり武芸にも秀でて槍使いの名人、というスーパーマン的な存在、かつ野心家。法蓮房、松波庄九郎、奈良屋庄九郎、山崎屋庄九郎、西村勘九郎、長井新九郎、と名前が頻繁に変わってゆく。どうも個人的にイメージしていた、こすがらくて暗く、調略によって人をだましてのし上がってきた、蝮の道三ではなかった。大変な大物であった。この章では美濃の守護の土岐政頼(兄)を追い出し、仕えていた弟の土岐頼芸(よりよし)を守護にしたクーデターで終わっている。
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
落ちぶれ者から成り上がり、大名になり多くの領地を収め、かの織田信長にも信頼されてその根性や考え、生きていく道が半端じゃなく豪快で、いかにも戦国時代の人物という感じの人です。その物語は、波乱万丈な人生で本当に面白かったです。(かえるがえる/女性/40代)
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おもしろい(d/男性/40代)
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悪人として知られる斉藤道三の真実の生涯が改めて見直すことのできる1冊です。(てっちゃん/男性/60代)
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おもしろい。(まる。/男性/50代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
子供心にも大河ドラマの高橋英樹がよかった。それ以来、高橋英樹のファンです。(くろくま45/男性/50代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
これを読んでからとにかく歴史が好きになり,尾張のあたりを旅しました.気分はすっかり織田信長.おかげ様で学生時代社会の成績もトップでした.(cardinal/女性/50代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
登場人物たちが、とても生き生きしていて、読んでいて楽しくなります。出世街道へ突き進む木下藤吉郎は元より、雑賀孫市とか、端役に至る人物にまで、作者の愛情を感じてしまう作品です。(周天楽/女性/50代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
戦国時代の三人の武将を主人公として分かりやすく面白い。(ターチャン/男性/60代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
戦国時代の雰囲気がよく伝わってくる(たまえ/女性/50代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
織田信長の破天荒な人生を生き生きと描かれている。しかし、それ以上に明智光秀のことが詳細に描かれていて、実は、織田信長よりも明智光秀のことが書きたかったのではないかと思われるほどである。これを読んでから、明智光秀のことをもっと知りたくなった。(ゆっきー/男性/50代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
歴史小説は、あまり好みでは無いけれど、此の本は、面白くて嵌まりました。(カタマウンテン/男性/40代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
戦国時代の成り上がりの象徴ともいうべき斎藤道三と天下統一目前に倒れた織田信長のかかわりが「国盗り」をキーワードに展開されるところがダイナミックで面白い。(ユウ/男性/10代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
昔 学生の頃読んだ本ですけど 今でも戦国時代の本といえばまずでてくる一冊です(エピファネイア/男性/40代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
ストーリーに躍動感があって、読みやすいし、何より面白い。(うらもと/男性/40代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
手元にあるのは昭和46年に文庫刊行された何とも古い本だが、高校に入学してこの本を読み、そのまま戦国時代ファンとなり、諸作を読み漁った記憶がある。信長、秀吉、家康という三傑だけでなく、明智光成、武田信玄、上杉謙信など、とにかく魅力的な戦国武将の物語には胸が躍る。(マサトマ/男性/50代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
戦国時代の武将の心の葛藤が見事に表現されている(papa/男性/40代)
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42年くらい前のNHK大河ドラマの原作本です。この大河ドラマを見て、壮大な歴史ロマンを感じたものです。(hon-ya-a/男性/50代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
戦国時代のダイナミズムを、キャラの濃い象徴的人物を主人公に見事に描いています。(幸助/男性/60代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
下剋上を初めて成功し、戦国時代の混乱を幕を開いた、と言ってもよい「斉藤道三」、その幕を閉じかけた「織田信長」、その2人の生涯と関わりが熱く描かれている。戦国時代の風雲児の生き方が生き生きと蘇る。(戦国おやじ/男性/60代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
司馬遼太郎さんの作品は、やはり登場人物が魅力的に描かれていて、ぐいぐい物語に引き込まれるような感覚があるので好きです。(コンチャン/男性/30代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
主人公の出世ぶりが面白い(manju/男性/50代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
特に一、二巻の斉藤道三編がおすすめです。素性がよくわからい道三に、司馬遼太郎がスポットライトをあてているのがポイント。タイトルを「国取り」ではなく「国盗り」としたのも読めば頷けます。(おんじぃ/男性/40代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
昔、NHKの大河ドラマで見て、その影響で戦国時代に興味を持ち、中学生のときに初めて本格的に読んだ時代小説で、大作ながらも読み切った印象深い本だから。(tac2001/男性/50代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
戦国時代の背景がよくかけているから。(tokuman/男性/50代)
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「おすすめ安土桃山(戦国)時代の本」レビューコメント
齋藤道三がどうやって美濃の国主になっていったのか。ワクワクしながら読んでいったことを思い出しました。3、4巻は織田信長編ですが、明智光秀がどうして本能寺の変にまでいたったのかの描写が印象的でした。(debdeme/女性/40代)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 中学時代に読んで、なぜかいまでも手許にある。はじめて読んだ司馬作品というだけでなく、私を歴史小説に目覚めさせた長編。 戦国時代のど真ん中を描くが、主人公が斎藤道三から明智光秀、織田信長と移り変わる珍しい構成になっている。特に斎藤道三のスーパーマンぶりが格好よくて、中学生の私の頭に強く焼き付いた。そのせいか、私のデビュー作は斎藤道三に関連した話だし、最初の長編も『斎藤道三』。最近では明智光秀の長編も刊行した。 私の描いた道三と光秀は、それぞれ『国盗り物語』に描かれた人物とはかなり違ったキャラになっているが、やはり影響は残っていて、「ここは国盗り物語ではどう書いてあったかな」などと執筆中に考えることがあった。司馬作品はあとを引きます。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 中学時代に読んで、なぜかいまでも手許にある。はじめて読んだ司馬作品というだけでなく、私を歴史小説に目覚めさせた長編。 戦国時代のど真ん中を描くが、主人公が斎藤道三から明智光秀、織田信長と移り変わる珍しい構成になっている。特に斎藤道三のスーパーマンぶりが格好よくて、中学生の私の頭に強く焼き付いた。そのせいか、私のデビュー作は斎藤道三に関連した話だし、最初の長編も『斎藤道三』。最近では明智光秀の長編も刊行した。 私の描いた道三と光秀は、それぞれ『国盗り物語』に描かれた人物とはかなり違ったキャラになっているが、やはり影響は残っていて、「ここは国盗り物語ではどう書いてあったかな」などと執筆中に考えることがあった。司馬作品はあとを引きます。
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「日本列島 本の旅」レビューコメント
油売りから身を興して、美濃一国を手に入れた斎藤道三と、道三の娘婿であり、尾張から天下布武を押し進めた織田信長を主人公とする戦国絵巻で、映画、ゲームなどの題材としても引っ張りだこなこの物語。この本を片手に名古屋から京都までを東海道線各駅停車で散策すると強者達と時間を超えた歴史ロマンにどっぷりつかれる。(のらさまさん/男性/50代)
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「無人島に持っていくならこの一冊」レビューコメント
2人の武将の天下盗りへの活躍が一気に終盤まで読ませてしまう。(スターレス/男性/40代)
中学時代に読んで、なぜかいまでも手許にある。はじめて読んだ司馬作品というだけでなく、私を歴史小説に目覚めさせた長編。 戦国時代のど真ん中を描くが、主人公が斎藤道三から明智光秀、織田信長と移り変わる珍しい構成になっている。特に斎藤道三のスーパーマンぶりが格好よくて、中学生の私の頭に強く焼き付いた。そのせいか、私のデビュー作は斎藤道三に関連した話だし、最初の長編も『斎藤道三』。最近では明智光秀の長編も刊行した。 私の描いた道三と光秀は、それぞれ『国盗り物語』に描かれた人物とはかなり違ったキャラになっているが、やはり影響は残っていて、「ここは国盗り物語ではどう書いてあったかな」などと執筆中に考えることがあった。司馬作品はあとを引きます。
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