企業倒産処理法の理論的課題

上智大学法学叢書　第２６巻

有斐閣
田頭章一　

• 価格: 5,830円（本体5,300円＋税）
• 発行年月: 2005年02月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784641133891

内容情報

[BOOKデータベースより]

第１編　倒産処理手続の基本構造（法的倒産処理手続と私的整理（私的交渉）；企業倒産処理手続の「開始」　ほか）
第２編　企業再建手続と担保権の処遇（アメリカ倒産手続における担保権の処遇；企業再建手続における担保権の目的の評価―会社更生手続における「時価」基準を中心に）
第３編　倒産処理手続における双方未履行双務契約の処理（倒産手続における契約の処理；双方未履行双務契約の立法的課題―管財人等による解除の要件・手続をめぐって）
第４編　金融制度と倒産処理手続（企業再建手続における社債管理会社の地位；社債発行会社のデフォルトと投資家の権利保全・行使　ほか）
第５編　国際倒産（外国倒産処理手続の「承認手続」についての考察―アメリカ判例の分析からの示唆；外国破産手続の対内的効力と外国管財人による否認権の行使　ほか）

[日販商品データベースより]

新破産法の成立により、倒産法理論は新たな展開の時期を迎えた。本書は、法的倒産手続と私的整理、企業再建型手続、金融制度と倒産処理手続、国際倒産に関する論考を比較法も含めて考察する。