- 基礎と実習バイオインフォマティクス
-
CDーROM付
- 価格
- 4,290円(本体3,900円+税)
- 発行年月
- 2004年10月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784320056183
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[BOOKデータベースより]
バイオインフォマティクスは生物科学の一分野である。情報科学の生物科学への単なる応用ではなく、生物学上の重要な問題を解決するために、常に発展を迫られている。この点は、科学研究の多くの分野と同様である。しかし、バイオインフォマティクの中ですでに確立した一部分を、テクノロジーと見なすこともできる。本書では、テクノロジーの側面も解説しているが、むしろ、バイオインフォマティクスが研究のどのような場面で必要となり、研究の進展に直結するかを、具体的に提示することを目的にしている。したがって、ゲノムの配列情報はもとより、生命のダイナミズムを構成するタンパク質の機能予測、人工デザイン、相互作用予測にも手を広げている。
第1章 UNIX・プログラミング基礎
[日販商品データベースより]第2章 ゲノム配列解析
第3章 類似性によらない機能予測
第4章 タンパク質の進化とデザイン
第5章 ホモロジーモデリングと機能予測
第6章 データベースの構築と活用
第7章 タンパク質の物理化学
第8章 タンパク質相互作用の解析・予測
バイオインフォマティクスの初心者用の実用書は数多く出版されているが、ひと味違う本書の特徴は3つある。
1つ目、生命情報の流れ、すなわちゲノムの情報がタンパク質に翻訳されて、さらにタンパク質どうしが互いに相手を認識するまでの一連のできごとを、順を追って学べるように編集してある。タンパク質の立体構造モデルを作ったり、2つのタンパク質のドッキングモデルを試作することもできる。ポストゲノムシークエンスの時代を踏まえた内容をめざした。
2つ目、自宅にいても、パソコンとネットワークが使えれば、付録にあるソフトウェアを使って、この本にしたがって手を動かせばすべてを自習できることである。もちろん、大学や大学院の実習や講義の教科書としても使える。
3つ目は、テクノロジーとしてのバイオインフォマティクスの背景にある研究成果をできるだけ紹介するように努めた。従来のバイオインフォマティクスの本に少しもの足り無さを感じる読者、一段ステップアップしたい読者にも、お勧めできる本である。