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- 血の騒ぎを聴け
-
- 価格
- 649円(本体590円+税)
- 発行年月
- 2004年06月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101307145
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[BOOKデータベースより]
これだけは書いておきたかった、人の情、魂を照らす光景―。芥川賞受賞直後に患った結核。震災に遭った、生れ故郷神戸への思い。中国、東欧への旅。井上靖、中上健次ら同時代の作家たちのこと。そして芥川賞受賞作『蛍川』から『地の星』までの創作秘話。デビュー間もない頃から二十年間書き継がれた、宮本文学の過去、現在、未来を一気に俯瞰する、ファン必読の傑作エッセー集。
1 日々の味わい(よっつの春(遠足・カメラ・土筆・桜);能く忍ぶ ほか)
2 なまけ者の旅(白鳥と、その足―中国への旅;手品の鯉―中国再訪 ほか)
3 言葉を刻む人々(井上靖氏を偲ぶ;大雁塔から渭水は見えるか ほか)
4 自作を語る(『蛍川』について;三つの“初めにありき” ほか)