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[BOOKデータベースより]
本書は、六つの章から構成されている。第1章では、保健福祉医療システム、看護の定義、看護者の社会的位置づけ、看護独自の知識体系(理論)、看護専門職の教育制度や組織、そして看護実践の基準や看護の評価といった巨視的な視点から、実践科学としての看護学および看護の機能や看護者の役割の概要を把握する内容を提示した。第2章と第3章は、看護サービスの利用者である人間(対象)について、ニーズや成長・発達、個人と集団、健康障害をもつこと、環境との関係についてストレスと適応を中心に展開し、ライフサイクルからみた健康を分析する構成とし、対象を身体的・心理社会的存在として理解するために必要な基本的視点を提示した。第4勝、第5章および第6章では、第1〜3章までの内容を、さらに具体的に詳述し、看護過程(科学的思考過程)をはじめとする看護の多様な技術に関する内容を提示している。
1 看護実践の基礎
2 看護の対象
3 ライフサイクルと健康
4 看護過程(nursing process)
5 看護ケア(看護援助)の基本的役割
6 看護における基本的援助技術