幸田露伴と明治の東京

ＰＨＰ新書　２８２

ＰＨＰ研究所
松本哉　

• 価格: 814円（本体740円＋税）
• 発行年月: 2004年01月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784569633480

内容情報

[BOOKデータベースより]

明治を代表する文豪・幸田露伴。その名作の数々も、現代では退屈な古典となってしまったのだろうか。いや、露伴の汲めども尽きない面白さは、いまなお新鮮であり、なんとも切ない懐かしさを覚えるのだ―。代表作『五重塔』の舞台となった日暮里の谷中霊園、生誕の地である現在の上野アメ横、人生の半ばを過ごした向島、隅田川近辺など、露伴ゆかりの地を訪ね歩き、作品の読みどころを紹介。学歴とは無縁、独学で一時代を築いた「明治の教養人」の魅力にませる。文章と風景画で綴った新しい文学案内の書。

第１章　燃えた五重塔
第２章　閉ざされた文豪
第３章　こころざしの背景
第４章　デビュー作『露団々』
第５章　旅と風流
第６章　時代の一端
第７章　江戸から明治の男の一生
第８章　川べりの蝸牛庵跡
第９章　水の東京
第１０章　露伴と永井荷風

[日販商品データベースより]

明治を代表する文豪・幸田露伴。その汲めども尽きない面白さは、いまなお新鮮である。本書では、露伴ゆかりの地を訪ね歩き、作品の読みどころを紹介。文章と風景で綴った新しい文学案内の書。