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[BOOKデータベースより]
日本のうつ病をめぐる状況はいま、新自由主義の登場、軽症・慢性を特徴とする“新しいうつ病”概念の輸入、新たな抗うつ剤市場の開拓という波にさらされている。うつ病の歴史と現在を丹念に検証しつつ、気鋭の精神科医が打ち立てた孤高のうつ病論。
第1部 うつ病とは何か(一九八七年;うつ病論の原型(クレペリンとフロイト;テレンバッハ);日本のうつ病論)
第2部 新しいうつ病(転換点としての一九八〇年代(ヒステリー論からの訣別;人格障害論からの離陸;子ども期への拡張);プロザックネーションへの道程:希望の中の絶望)
第3部 絶望と希望(日本の現在(白秋=素秋のうつ病;青春=青陽のうつ病);希望へ)