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[BOOKデータベースより]
本書は、いちどは人生のどん底の悲哀を味わい、絶望した何人かのメンバーに焦点を絞り、彼ら自身、そして親たちの証言を軸に、その回復のプロセスを克明に追った記録である。同時に、当事者性を尊重しながら、語ることの大切さを説いてきた浦河赤十字病院・精神神経科部長、川村敏明さんと、ソーシャルワーカー、向谷地生良さんのふたりに、なぜ、そのような取り組みを始めるようになったのか、学生時代までさかのぼって人間観・人生観を語ってもらった。
1章 それは社会復帰ではない―非・援助の思想(混沌と葛藤のなかのはじまり;キヨシどんと向谷地さん ほか)
2章 この生きづらさを語る―暴力から言葉へ(引きこもり、破壊、後悔の連鎖;変化の兆し ほか)
3章 愛の暴風雨をくぐりぬけろ―依存と愛情と自立と(壮絶バトルの恋愛生活;自己否定感との闘い ほか)
4章 しあわせは私の真下にある―「治る」よりも豊かな回復(ゴージャスな入院への処方せん;友だちが増える病気 ほか)
しあわせは私の真下にある。引きこもりも病気も不安も、逆転の発想で糧にする「べてるの家」の人々。問題山積の当事者と家族、医師、支援者の軌跡を深く取材した書き下しノンフィクション。”豊かな回復”への道筋。
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