過労死・過労自殺救済の理論と実務

労災補償と民事責任

旬報社
岡村親宜　

• 価格: 7,260円（本体6,600円＋税）
• 発行年月: 2002年12月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784845107896

内容情報

[BOOKデータベースより]

本書は、「過労死」と「過労自殺」の被災者と家族（遺族）の社会的救済を目的に、その法理論と実際の実務をいかにすすめるかを、筆者の弁護士としての経験を基礎にとりまとめた実務書である。

序　いま人間として生きる権利を（経済大国日本の現実；過労死発生のメカニズム　ほか）
第１部　過労死・過労自殺救済の実際（中学教師のくも膜下出血死―千葉地公災基金支部裁決９２．８．１１千葉地公災基金・中野くも膜下出血死；国家公務員管理職の脳出血死―人事院判定９６．９．２７気象庁・関口データー処理調査官脳出血死事件　ほか）
第２部　過労死救済の理論と実際（過重負荷主義基準の意義と問題点―８７年・９５年過労性脳・心臓疾患労災認定基準の検討；過労死労災認定の法解釈論　ほか）
第３部　過労自殺救済の理論と実際（精神障害・自殺と労災補償；過労自殺の民事責任と労災補償　ほか）

[日販商品データベースより]

日本の社会現象でもある「過労死」と「過労自殺」。本書は、被害者である被災者と遺族の社会的救済のために、その法理論と実際の実務をいかにすすめるかを、著者の弁護士としての経験を基礎にとりまとめた実務書。