- 懲戒の部屋
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- 価格
- 572円(本体520円+税)
- 発行年月
- 2002年11月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101171418
[BOOKデータベースより]
いっさい逃げ場なしの悪夢的状況。それでも、どす黒い狂気は次から次へと襲いかかる。痴漢に間違われたサラリーマンが女権保護委員会に監禁され、男として最も恐ろしい「懲戒」を受ける表題作。たった一度の軽口で、名も知らぬ相撲力士の逆鱗に触れた男が邪悪な肉塊から逃げ惑う「走る取的」。膨大な作品群の中から身も凍る怖さの逸品を著者自ら選び抜いた傑作ホラー小説集第一弾。
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ユーザーレビュー (2件、平均スコア:5)
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HonyaClub.comアンケート
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「怖い本」レビューコメント
短編集の中の一編。映画「怖がる人々」の中の第3話として映像化もされています。小学生の時に読んだ後、しばらく夜になると思い出して中々眠れませんでした。(草薙?/男性/50代)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 この短編集に収録されている「走る取的」は、もともとは二人芝居で演じ、それから、去年と今年のはじめに朗読もした思い入れの深い作品。筒井さんの短編には、演劇的な要素もかなりあり、時にハチャメチャで奇妙奇天烈。だけども、普段から自分の心に潜む気味悪さや恐怖、心細さや淋しさなんかが、色んなところから匂ってくる。登場人物の顔も、読んでいるとあちこちから見えてくる。「走る取的」も、読むとそんな怖さを体験出来る作品だと思います。
この短編集に収録されている「走る取的」は、もともとは二人芝居で演じ、それから、去年と今年のはじめに朗読もした思い入れの深い作品。筒井さんの短編には、演劇的な要素もかなりあり、時にハチャメチャで奇妙奇天烈。だけども、普段から自分の心に潜む気味悪さや恐怖、心細さや淋しさなんかが、色んなところから匂ってくる。登場人物の顔も、読んでいるとあちこちから見えてくる。「走る取的」も、読むとそんな怖さを体験出来る作品だと思います。
橋爪功/著名人 俳優
3 SPECIAL BOOKS掲載日:2013/01/07
【情報提供・3 SPECIAL BOOKS】