- 刑事裁判を見る眼
-
- 価格
- 1,100円(本体1,000円+税)
- 発行年月
- 2002年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784006030674
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- ゼミナール民事訴訟法
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2020年11月発売】
- 民事訴訟法
-
価格:2,090円(本体1,900円+税)
【2016年11月発売】
[BOOKデータベースより]
刑事事件の裁判はどのような順序で進められるのか、裁判官はどのような観点で証拠を検討するのか、また、時に無実の者が虚偽の自白をし処罰されることがあるが、なぜそうした問題が起こるのか。裁判官として三〇年の経験を持つ著者が、具体的な事件をもとに、日本の刑事裁判の問題点と改革の方向性についてわかりやすく語った、市民のための刑事裁判案内。
1 ある殺人事件の流れを追って―自白と状況証拠(事件の経過;事件の真相―状況証拠の見方;なぜ判決を誤ったか)
2 弘前事件の教えるもの―目撃証言と血液鑑定(疑いの風船はふくらむ;真犯人の名乗り出;“十三人目の陪審員”)
3 刑事裁判を見る眼―誤判を防ぐために(陽の目を見ない冤罪者の存在;なぜ冤罪が発生するのか;誤った捜査・裁判の防止策)