ラジオの時代

ラジオは茶の間の主役だった

世界思想社
竹山昭子　

• 価格: 3,080円（本体2,800円＋税）
• 発行年月: 2002年07月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784790709411

内容情報

[BOOKデータベースより]

日本モダニズム期に誕生したラジオの再検証。歴史の記憶をメディアという文化装置を通して見つめなおす。

１　時間メディアの誕生（文明の利器「ラジオ」への期待；茶の間に入った報時システム）
２　天皇報道に燃えたラジオ（大正天皇御不例（病気）放送；大正天皇大葬儀放送；昭和天皇御大礼放送；封印された天皇の声）
３　「ラジオ文化」一つの到達点（スポーツ放送；オリンピック放送；ラジオドラマ；ラジオ体操）
４　占領期のマスメディア（マスメディアの天皇制論議；『真相はこうだ』）

[日販商品データベースより]

放送といえばラジオを意味した「ラジオの時代」を再検討。国家的事業に組み込まれたラジオ・イベント、戦後の占領政策と密接に関わったラジオ番組など、歴史の記憶をメディアという文化装置を通して見つめ直す。