終りなき狂牛病

フランスからの警鐘
Ｌｅ　ｇｒａｎｄ　ｍｅｎｓｏｎｇｅ．

緑風出版
エリック・ローラン　門脇仁　

• 価格: 2,420円（本体2,200円＋税）
• 発行年月: 2002年06月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784846102098

内容情報

[BOOKデータベースより]

イギリスからヨーロッパ大陸へ狂牛病が拡がった。酪農・食肉産業保護のため後手にまわるフランス政府の対応。隠される情報と拡大するリスクの中で、次々と明らかになるＢＳＥ感染の実態。全頭検査は狂牛病危機の序章にすぎない。種の壁を超え、着実に人間の犠牲者を増やして行く感染ルート。狂牛病の底知れない恐怖を余すところなく明らかにした本書は、わが国の楽観的な狂牛病対策に対する強い警鐘である。

食人族
食卓の危機
屠場のリスク
飼料混合による汚染
土壌汚染
保存にまつわる疑惑
「フランスの狂牛病は始まったばかり」
「ＮＡＩＦ」と「スーパーＮＡＩＦ」は大きな陰謀か
病原となる肉骨粉
肉骨粉―全面禁止は一時的か
ウィルス説もある狂牛病
リスクは牛肉だけか
羊―狂牛病の原点
牛乳と母乳の感染
アメリカの狂牛病
検査―遅れた措置とその限界
フランス政府の将来不安
新変異型ヤコブ病の血液感染
病院の危険

[日販商品データベースより]

イギリスからヨーロッパ大陸へ狂牛病が拡がった。酪農・食肉産業保護のため後手にまわるフランス政府の対応。隠される情報と拡大するリスクの中で、次々と明らかになるＢＳＥ感染の実態。全頭検査は狂牛病危機の序章にすぎない。種の壁を超え、着実に人間の犠牲者を増やして行く感染ルート。
狂牛病の底知れない恐怖を余すところなく明らかにした本書は、わが国の楽観的な狂牛病対策に対する強い警鐘である。