- 偽書の精神史
-
神仏・異界と交感する中世
講談社選書メチエ 242
- 価格
- 1,760円(本体1,600円+税)
- 発行年月
- 2002年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784062582421
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 御成敗式目
-
価格:1,012円(本体920円+税)
【2023年07月発売】
- 中世東国日蓮宗寺院の地域的展開
-
価格:13,200円(本体12,000円+税)
【2022年05月発売】
- 水軍の日本史 下巻 新装
-
価格:3,520円(本体3,200円+税)
【2012年06月発売】
[BOOKデータベースより]
天狗・魔王が跳梁し、神仏の声響く“魔仏一如”の世界=中世。膨大な偽書はなぜ書かれたのか。新仏教を生みだした精神風土はなにか。混沌と豊穣の世界に分け入り、多彩な思想を生みだす力の根源に迫る。
序章 偽書の精神史へ
[日販商品データベースより]第1章 新仏教と本覚思想のあいだ
第2章 偽書の時代としての中世
第3章 偽書はいかにして作られるか
第4章 中世的コスモロジーと偽書
第5章 鎌倉新仏教の誕生
第6章 偽書を超えて
天狗・魔王が跳梁し、神仏の声響く〈魔仏一如〉の世界=中世。中世人を偽書制作へと駆り立てたものは何か。その同じ精神が新仏教を生み出すメカニズムとは。混沌と豊饒の中世人の〈こころ〉に分け入る画期的中世論。