干潟の民主主義

三番瀬、吉野川、そして諫早

現代書館
永尾俊彦　

• 価格: 2,970円（本体2,700円＋税）
• 発行年月: 2001年08月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784768468029

内容情報

[BOOKデータベースより]

海の民・川の民の暮らしからこの国を問う。賛否論を越え、問題の本質に迫る。住民たちの肉声を捉えた渾身のルポルタージュ。

第１部　三番瀬―干潟の平和（「神様みてーな場所」；「海をどんどん埋めちゃって…」；「海殺し」に抗して；「経済原理」；武器を捨てよう）
第２部　吉野川と河口干潟―川の民主主義（命の鎖に連なるもの；川の民主主義者たち）
第３部　諌早干潟―干潟の革命（ムツゴロウを食べるためのムツゴロウ裁判；ギロチン；「バカゴロウ」と呼ばれた農民の心理と論理；干潟こそわが命；フナトたちをだました黒幕；２００１年有明海海苔大凶作地帯をゆく）

[日販商品データベースより]

日本の自然保護の問題が最も象徴的にあらわれている場所、三番瀬・吉野川・諫早。干潟や川の水面に映った日本の民主主義の等身大の現状報告であり、賛否論を越え問題の本質に迫る、住民達の肉声を捉えたルポ。