講座環境社会学 第２巻

加害・被害と解決過程　

有斐閣
飯島伸子　 船橋晴俊

• 価格: 3,190円（本体2,900円＋税）
• 発行年月: 2001年07月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784641071933

内容情報

[BOOKデータベースより]

足尾、水俣、長良川、琵琶湖、豊島…。公害・環境問題の解決過程にいかなる問題が存在するか。それが浮彫りにしているものはどういう種類の社会問題か。その解決には必要なものは…。環境社会学の最も蓄積のある分野の精髄を集める。

第１章　環境問題解決過程の社会学的解明
第２章　公害の社会史―足尾鉱毒事件を中心として
第３章　公害被害者の生活経験と被害者運動―新潟水俣病の事例より
第４章　地域開発と地域環境問題―沖縄の地域開発の展開と環境問題
第５章　河川行政と環境問題―行政による“公共性の独占”とその対抗運動
第６章　公共事業をめぐる対話のメカニズム―長良川河口堰問題を事例として
第７章　地域環境問題をめぐる“状況の定義のズレ”と“社会的コンテクスト”―滋賀県における石けん運動をもとに
第８章　日常生活と環境問題―リサイクルの日米比較
第９章　産業廃棄物問題―香川県豊島事件の教訓

[日販商品データベースより]

日本における環境社会学研究を集大成した論集。第２巻は、公害・環境問題の解決過程にいかなる問題が存在するか。それが浮彫りにするのはどんな社会問題か。環境社会学の最も蓄積のある分野の精髄を集成。