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[BOOKデータベースより]
「作品とは何か」「楽譜と演奏の関係はどうなっているか」…音楽に関わる根本問題を新たな視点から問い直し、これまで十分に論じられてこなかった「演奏」の伝承と変化のありようを鳥瞰しつつ解析を試みた斬新な学際的アプローチ。
第1部 作品と演奏(「音楽作品」概念の再検討;「作曲家の最終的意図」というイデオロギー;西洋音楽における口頭伝承性と楽譜;ベートーヴェン演奏における口頭伝承性;「実用版楽譜」とは何か)
[日販商品データベースより]第2部 テンポ観の変化とメトロノーム記号の伝承(メトロノーム記号とテンポの「近代化」;ベートーヴェンのメトロノーム記号の受容史)
第3部 十九世紀の演奏法と修辞学的音楽観(ピアノ演奏法理論にみられる修辞学的パラダイム;「遅延」の美学―テンポ・ルバートとその変容;修辞学的演奏効果の実際『月光』第三楽章の演奏分析から;演奏の「現場」と「原典」イデオロギー)
楽譜は真に作曲家の最終的な意図を伝えるものか。作品=楽譜=演奏にまつわる思考パラダイムを問い直しつつ音楽文化を論じる。