知的財産法制と国際政策

有斐閣
高倉成男　

• 価格: 3,520円（本体3,200円＋税）
• 発行年月: 2001年06月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784641143081

内容情報

[BOOKデータベースより]

今後の国際知的財産政策に関する産官学の共同作業がもっと進むことを期待し、その作業に必要な検討の材料と視点を広く関係者に提供する一書。

第１部　知的財産法概論（知的財産法；周辺法；国際基本法）
第２部　経済のグローバル化とＷＴＯ知的財産新体制（米国の知的財産戦略；ガット・ウルグァイ・ラウンド知的財産交渉；ＴＲＩＰＳ協定；ＴＲＩＰＳ理事会の現況と今後の論点）
第３部　米国・欧州・アジアの動向とわが国の対外政策（日米特許摩擦とその後の展開；統合進める欧州連合；アジア太平洋地域の動向）
第４部　ＷＩＰＯにおける新しいルールづくり（ＷＩＰＯの条約交渉プロセス；国際登録システムの発展；特許・商標制度の国際調和に向けた努力；デジタル化への対応；遺伝資源・伝統的知識・フォークロア）

[日販商品データベースより]

ＴＲＩＰＳ協定やＷＩＰＯ諸条約によって構築された国際知的財産体制の中で、我が国は何をなすべきか。２０年間の交渉経緯を振り返り、各国の立場と国際交渉の論点を検証する。