[BOOKデータベースより]
おばあさんのお葬式から帰った山下が言った。「死んだ人って、重たそうだった」すると河辺が身を乗り出した。「オレたちも、死んだ人が見たい!」ぼくたち三人は、「もうじき死ぬんじゃないか」と噂されている、ひとり暮らしのおじいさんを見張りはじめた。だけど、見られていることに気づいたおじいさんは、だんだん元気になって、家や庭の手入れを始めた。やがておじいさんと口をきくようになったぼくたちは、その夏、さまざまなことを知った…。十二歳の少年たちの忘れがたい夏を描き、世界の十数カ国で話題を呼んだ作品。児童文学者協会新人賞、児童文芸新人賞、ボストン・グローブ=ホーン・ブック賞、ミルドレッド・バチェルダー賞等受賞。小学校中・高学年から。
[日販商品データベースより]きっかけは山下が祖母の葬儀に行った時。「死体って重い」という山下の言葉に、河辺が「自分も見たい」と言ったため、3人は近所の老人を見張りだした。
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ユーザーレビュー (4件、平均スコア:5)
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【泣きの1冊】 小学生の頃に一度読んで以来、心のなかに常にひっかかっている本。たまに思い出すとまた読みたくなる1冊。
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【泣きの1冊】 初めてこの本に出会ったのは、小学生のとき。お昼休みには図書室へ行くことが日課でした。そんなある日、今日は何を読もうと棚を見ていたら、なんとなく入ってきた1冊。何かにとりつかれた様に、読みました。そしてラストで大号泣。それから数年後、中学3年生のときに再びこの本に出会いました。私は一度読んだ本を繰り返し読むことはほとんどありません。しかし、なぜかそのときは読みたい!と強く思って、また手にとってしまったんです。…そして、ラストでまた大号泣。あれから6年が経ちますが、今でもラストシーンだけははっきりと覚えています。そんなに好きなら買えばいいのにと思われるかもしれませんが、中学生のときにこの本に再会したように、またどこかで会えるのを楽しみにあえて探そうとは思わないのです。
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
小学生の頃、本にドハマリしたきっかけ。毎夏、文庫を買い漁るようになった覚えが。
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エド
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夏の庭
死体を見てみたいという気持ちでおじいさんの
観察を始めた少年達。おじいさんと触れ合う内にそんなことは
忘れていき、、、
とても感動しました。今までで一番。
小学生最後の夏休みを、様々な体験をして過ごす少年たちのお話。
一人暮らしのおじいさんとの出会いによって、この少年たちはこの夏を決して忘れられないものとします。
最初のうちは演技の悪い話だなと、少々ひきぎみの私でした。
おじいさんの「死」を見るために、少年たちは張り込みをするのですから。
それでも次第に距離を縮めていく少年たちとおじいさんに、夢中になっていきました。
元気になったおじいさんは、きっと少年たちに不思議な力を与えたもらったのでしょう。
そしておじいさんもまた少年たちに多くのものを与えていきます。
そんな中で一番教えたかったのは「めいいっぱい生きる」ということだったのかもしれません。
少年たちの元気のよさ、けなげさ、一生懸命さが光るこの作品。
寂しさを乗り越え、前向きに生きていこうとする少年たちの姿に、力をもらいました。(こりえ♪さん 30代・神奈川県 女の子2歳)
【情報提供・絵本ナビ】