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- 私という小説家の作り方
-
- 価格
- 649円(本体590円+税)
- 発行年月
- 2001年04月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101126210
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[BOOKデータベースより]
小説中の「僕」とは誰か?ジャーナリズムや批評家をアテにせず小説を書いていくには?なぜ多くの引用をするのか?失敗作はどれか?―『奇妙な仕事』以来40年に及ぶ小説家生活を経て、いまなお前進を続ける著者が、主要作品の創作過程と小説作法を詳細に語り、作家人生を支えてきた根源の力を初めて明かにする。文学を生きる糧とする読者へ贈る「クリエイティヴな自伝」。
1章 しずくのなかに/別の世界がある
2章 ぢやあ、よろしい、僕は地獄に行かう
3章 ナラティヴ、つまりいかに語るかの問題
4章 詩人たちに導かれて
5章 この方法を永らく探しもとめてきた
6章 引用には力がある
7章 森のなかの祭りの笑いから
8章 虚構の仕掛けとなる私
9章 甦えるローマン主義者
10章 小説家として生き死にすること