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[BOOKデータベースより]
『重産協月報』は、重要産業統制団体協議会の機関誌として1942年6月に創刊された。翌7月に重要産業統制団体協議会は重要産業協議会(以下、重産協)に改組されたが、同誌は重産協の機関誌として継承され、終戦後の1946年3月まで、4年弱の期間にわたって刊行された。資料としての『重産協月報』の重要性は、日本の戦時経済における統制会の位置を反映している。前述のように、統制会は政府と企業を媒介する位置にあった。統制会には政府と企業の両側から情報が入力され、逆に統制会から政府と企業の両側に情報が出力されていた。統制会の活動を知ることは、日本の戦時経済を理解するうえで非常に重要な意味を持っているのである。『重産協月報』には、各統制会に関する記事が随時掲載されているだけでなく、1943年5月までの限られた期間ではあるが、各統制会の活動記録が毎号掲載されている。「統制会及統制団体活動要録」(第一巻第一号〜同第三号)、「統制会及統制団体運営報告」(第一巻第四号〜第二巻第五号)がそれであり、この記事を通じて、内部資料の利用が容易ではない個々の統制会について、包括的にその活動の概要を把握することができる。本書はその復刻版である。
第一巻第一号(昭和十七年六月号)(発刊の辞;内外事態の一変と統制会 ほか)
第一巻第二号(昭和十七年七月号)((巻頭言)統制会喫緊の指標;敵産特許の処理に関する意見 ほか)
第一巻第三号(昭和十七年八月号)(時局認識に徹せよ(巻頭言);統制会に聖慮畏し=商相奏上謹話発表 ほか)
第一巻第四号(昭和十七年九月号)((巻頭言)生産哲学の再認識;船舶運営会の性格と機能 ほか)
第一巻第五号(昭和十七年十月・十一月合併号)((巻頭言)統制会の官僚化是正方策;統制会に対する業界の批判と注文について ほか)
第一巻第六号(昭和十七年十二月号)((巻頭言)大東亜戦争第二年の覚悟;決戦体勢に即応すべき統制会の進路 ほか)
第二巻第一号(昭和十八年一月号)((巻頭言)産業人の覚悟;計画経済と毛細管機能 ほか)
第二巻第二号(昭和十八年二月号)((巻頭言)議会と戦力増強問題の焦点;造船国営論批判 ほか)
第二巻第三号(昭和十八年三月号)((巻頭言)超重点主義の実行問題;抽象的論議の横行を戒む ほか)
第二巻第四号(昭和一八年四月号)((巻頭言)生産増強と物価政策;今月の問題 ほか)〔ほか〕