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[BOOKデータベースより]
伊藤野枝は毀誉褒変の多い女性である。野枝とかかわりの深かった平塚らいてう、野上弥生子に“無思想の女性”というような厳しい批判をうけている。著者は、そうした二人の評価をあげ、それが何に由来するのか、というところから伊藤野枝の生涯と思想にはいっている。自己の問題から社会問題へと視野をひろげ、さらに労働問題、婦人問題へと個別に確実に生活を通して成長して行った足跡を読者にガイドした。
序章 わたしと伊藤野枝
第1章 生立ち(衰亡の村、没落の家;原風景 ほか)
第2章 “新しい女”野枝(青鞜社とその仲間たち;動揺 ほか)
第3章 大杉栄との出会い(眼の男大杉栄;一通の手紙 ほか)
第4章 破滅の値い(破滅の値い;魔子の出産 ほか)