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[BOOKデータベースより]
地球上に人類が出現してから今日までの古環境に対する関心が高くなってすでに久しい。年代測定の高精度化と分析手法の多様化によって、過去の人類が生きた環境の解析力が上がったことが直接の原因である。しかしその背景には、現代の私たちが抱える地球環境への問題関心あるいは危機感が、逆に過去に照射されていることも疑いないところであろう。本書でいう環境は、書名が表すように人類をとりまく自然環境をさしている。自然史と人類史を切断せず、自然史の中から人類史の新しい階層が出現したことを前提に書かれている。全体を、環境と人類の関係を考える基礎と、通史的記述と、現在の問題への三編に分け構成している。
1 基礎編(自然史と人類史;堆積作用と環境;食糧資源環境と人類 ほか)
2 通史編(グローバルな自然環境変化と人類進化の関係―人類進化のトリガーは何か?;狩猟・採集民は環境の影響の一方的な受け手か;後氷期の環境の多様化と定住社会の工夫 ほか)
3 環境と歴史(環境という用語とその条件;研究精度の向上と人間―環境関係の解読;環境と歴史からみる「地球温暖化」)