この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- えほん 観音さま
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2025年05月発売】
- 世界の不思議な自然のことば
-
価格:1,870円(本体1,700円+税)
【2024年03月発売】
- 民俗学が読み解く葬儀と墓の変化
-
価格:4,400円(本体4,000円+税)
【2017年03月発売】
- 盆行事と葬墓習俗の伝承と変遷
-
価格:9,900円(本体9,000円+税)
【2025年05月発売】
- 社会と儀礼
-
価格:3,850円(本体3,500円+税)
【2021年12月発売】
[BOOKデータベースより]
柳田国男をはじめ従来の民俗学は実態としての老人を見つめてこなかった。本書は、村に今も存在する宮座の分析とともに、主導してきた長老たちのおおやけと日常の姿から民俗の中に老人をとらえ、長寿の意味を論じる。また高齢化社会の現在、戦後の生活変化の中で都市近郊に生きた老人たちを通して、老いの豊かさを描き、新たな老人論を提示する。
第1章 民俗学の老人論
第2章 宮座と長老(長老衆と村落運営―滋賀県水口町北内貴の事例より;寄合と長老衆―滋賀県八日市市三津屋の事例より;座衆と氏子―三重県名張市黒田の事例より;長老の生活史)
第3章 老人と葬送(親の死と葬送―山梨県武川村柳沢の事例より;葬儀とつきあい―福井県敦賀市白木の事例より;六十歳をめぐる民俗)
第4章 都市近郊農村の老人(親から学ぶ;土地を守る;言葉をもつ老人)
終章