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[BOOKデータベースより]
『哲学者の書』はなぜ幻の書で終わったか。1870年代後半の思想的転回を追究し、古典的で健康な人間の「強さのペシミズム」と近代ロマン主義的な「下降としてのペシミズム」の間で「自由なる精神」を模索するニーチェの思想営為を照射する。研究の刷新を目指す意欲策。
第1章 「病気」から「健康」へ
第2章 「逆転したプラトン主義」
第3章 「自由なる精神」への道
第4章 二つの「ペシミズム」の間で
第5章 空位時代の哲学