Ｏー１５７と無菌社会の恐怖

ＨＡＣＣＰシステムの問題点

緑風出版
久慈力　

• 価格: 1,870円（本体1,700円＋税）
• 発行年月: 1998年09月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784846198176

内容情報

[BOOKデータベースより]

堺市のＯ‐１５７食中毒事件は、日本全国を震撼させた。原因は厚生省が言うようにカイワレ大根なのか？事件の周辺は、洗えば洗うほど、謎が深まる。そして、食中毒撲滅の切り札のように登場した究極の食品衛生システム＝ＨＡＣＣＰとは何なのか？何もかも殺菌消毒すれば問題は片づくのか？その導入の狙いは何か？そして、それは私たちの暮らしと健康に何をもたらすのか。

第１章　堺市のＯ‐１５７事件と予研人脈
第２章　無菌社会の恐怖
第３章　食品衛生法とＨＡＣＣＰ
第４章　コーデックス委員会を動かす多国籍企業
第５章　ＨＡＣＣＰと軍事技術
第６章　放射線照射とＨＡＣＣＰ
第７章　七三一部隊と予研人脈
第８章　産・官・学ＨＡＣＣＰ共同体
終章　ＨＡＣＣＰからの脱却を