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[BOOKデータベースより]
読むということはどういうことなのか?読むということは、いくつもの意味で不自由である。その拘束がいかにして出来上がり、強化され、広がってゆくのか、また、私たちの意識にさえのぼらない理解の前提はどこからうまれてくるのか…。ある思考のスタイルが超越的で自明の存在であるという思いこみに揺さぶりをかけ、読みの研究を、閉じた専門領域ではなく、それぞれの領域が互いの関心を対話的に交差させるような場として考える、ジャンルを越境する思考。
第1章 読書理論の地平―領土的思考を越えて(近代日本の「文学」という枠組み;解釈という方法;「読者」という用語)
第2章 読書行為と言語の効力―ナラトロジーの領土を越えて(小説について語る言葉;ナラトロジーの領土へ;テクストの非―領土性;ナラトロジーの領土を越えて)
第3章 読書行為の生成と変容―テクストと読書パラダイム(読みはいかに作られるか;読書行為と記号表現の速度;読書行為における記憶の問題;「教育」の言説と読書のパラダイム)
第4章 読者、あるいは想像上の集団―解釈集団と規制力(解釈集団の力学;「婦人画法」の夢見る規則;「中央公論」、逸脱の脅迫)
おわりに 読書理論の地平―第1章を受けつつ